2021年08月23日 13:30更新
第96回謙信公祭が22日(日)、春日山城跡で行われ、歴史ファンなどが謙信公の遺徳を偲びました。前夜祭を含む2日間の入込は1965人(前夜祭925人、本祭1040人)でした。
謙信公祭は、去年同様に感染対策で出陣行列や川中島合戦の再現など大規模なイベントは中止に。さらに、開催直前に市内で新型コロナの感染拡大があったことから、物産展や露店の出店、前夜祭のちょうちん行列なども中止となりました。
きのうの本祭では、春日山神社を中心にステージパフォーマンスなどが披露されました。
そうした中、メイン会場の春日山神社境内では、入口で消毒をした人にリストバンドを配るなどの感染対策が講じられました。
ステージでは謙信流陣太鼓や一義会による武禘式、越後上越上杉おもてなし武将隊の演舞などが披露され、歴史ファンなどが謙信公の遺徳を偲んでいました。
謙信が好きという高田から来た小学3年生
「きょう朝の狼煙上げから全部見た。武将隊の謙信公も頑張っていたし、演武はピッタリそろっていた。来年も謙信公祭頑張ってほしい」
父親
「特に殺陣や演武が盛り上がって見ごたえがあった。いつも以上に集まれない状況だけど、充分楽しめる演目で非常に楽しかった」
青柳伸一 謙信公祭実行委員長
「去年と今年は入込数の問題ではなく、実施することに意義がある。このように行えた価値は大きい」
「今年やったことで次に繋がるし、第100回開催にも繋がるので、やったことの意味は大きい。小中学生や高校生が祭に協力してくれたが、義の心が伝わって徐々に広がっているのを今回の謙信公祭で強く感じた」
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