2021年08月16日 15:24更新
小学生の甲子園とも言われる高円宮賜杯 全日本学童軟式野球大会(マクドナルド・トーナメント)に妙高市の新井ジュニアが初めて出場します。あす17日の初戦に向け、最後の練習に汗を流す姿を取材しました。
新井ジュニアは3年前に妙高市の白峰ジュニアとランニングジュニアが、統合してできたチームです。現在、新井小や新井北小の児童を中心に1年生から6年生まで22人が所属しています。
新井ジュニアは県大会3位の成績で上越勢初となる高円宮賜杯の全国大会に出場します。チームのモットーは「全力」です。全員で声を掛け合い、1球1球最後まで全力で打って守るプレーを目指しています。
チームの主軸は6年生の4人です。キャプテンで4番エースの寺島帆南さんはコントロールが良く、緩急やコースをついた投球で、6月の県大会初戦では相手打線を1安打に抑えました。
主将 寺島帆南 さん(ピッチャー)
「全力でボールに食らいつくチーム。初回を0点に抑えて勢いに乗りたい」
ピッチャーを支える守備の要は、センターの羽深慶人さんと、ファーストの安原康介さん。
羽深慶人さん(センター)
「ライトやレフトの守備を見ながら後ろか前に指示する。レフトやライトのボールを取るくらいボールを追いかけたい」
安原康介さん(ファースト)
「声でみんなを引っ張っていきたい。みんなで助け合い、勝つのが楽しい」
さらに、攻守にわたってチームを支える1番キャッチャーの内記梨央さん。県大会初戦では、ランニングホームランを放つなど長身を生かしたダイナミックな打撃が持ち味です。
内記梨央さん(キャッチャー)
「みんなに守備を指示したり、ピッチャーをリードし、打たれないようにする。僕が出塁し、後続に返してもらうようにしたい」
チームは天候が悪くグラウンドの使えない日も練習を休まず、室内で基礎練習を積み重ねてきました。
安原康介さん(ファースト)
「(今のチーム)声も出ていて守備もいい。全国大会では(まず)1勝して優勝したい」
全国大会は新潟県を会場にあす17日(火)から県内の6つの球場で行われます。新井ジュニアは17日、三条パール金属スタジアムで青森県代表の十和田スリー☆スターズと対戦します。
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