2021年08月12日 09:48更新
11日午後4時過ぎ、佐渡の小木港から直江津港に向かって航行中だった佐渡汽船のジェットフォイル「ぎんが」が、船体に大きな衝撃を受け、高速航行できなくなるトラブルが発生しました。乗客25人にけがはありませんでした。
写真提供:上越海上保安署
上越海上保安署によりますと11日、ジェットフォイル「ぎんが」が午後3時45分に佐渡の小木港を出港し、直江津港に向かっていたところ、午後4時10分に船体に大きな衝撃があり、高速の翼走が出来なくなったということです。衝撃時には大きな音もしたということです。乗客の体が前に突き出るような衝撃ではなく、乗客にけがはありませんでした。ジェットフォイルはその後、翼走できなくなり、速力15ノットの状態で、およそ1時間25分遅れの午後6時24分に直江津港に入港しました。
佐渡汽船では前部翼の付属品である緩衝装置に不具合の症状が見られたことから部品を交換したということです。当時の天候は晴れで、北の風はなく、波は北0.5メートル、うねりは北東1メートルで、視界は良好だったということです。衝撃の原因は調査中です。
なお、直江津-小木航路のジェットフォイルは今朝から通常運航しています。
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