2021年07月30日 18:52更新
夏のレジャーシーズンに合わせ、直江津海水浴場で30日、上越警察署と上越海上保安署などが、水難事故防止を呼びかけました。
水難事故の防止を呼びかけたのは、上越警察署と上越海上保安署の職員など9人です。30日は、海水浴に訪れた家族連れを中心に、水難事故や熱中症予防を呼びかけるチラシを配りました。海水浴に訪れた人は「できるだけ危なくないように、(子どもには)遊泳エリアを泳ぐように言っている」と話しました。
上越警察署の細川尚樹課長は「水難事故は毎年起きている。一人では泳がず複数人で泳ぐ、飲酒したら泳がない、遊泳禁止場所には入らないなどルールを守ってほしい」と呼びかけました。
上越海上保安署によりますと、管内での遊泳中の事故は、おととし1件、去年4件のあわせて5件ありました。そのうち、4件は子どもなどが溺れる事案でした。いずれも無事に救助されています。今年はきのう現在、事故はありません。
上越海上保安署の四柳完さんは「子どもは体が小さく、波の影響を受けやすい。遊びに夢中で危険エリアに行く傾向がある。大人の方にはその点をよく見ていただいて事故防止に努めてほしい」と話しました。
また、30日は、沖合で上越海上保安署の巡視艇「たつぎり」がパトロールして、水難事故防止を呼びかけました。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.