2021年07月20日 18:00更新
上越市稲田の和菓子店かなざわ総本舗は、看板商品の出陣餅を24時間販売する自動販売機をこのほど本店の前に設置しました。ギフト品の自動販売機としては県内初導入ということです。
これが出陣餅の自動販売機です。販売されているのは税込1000円の5個入りと2000円の10個入りの2種類です。それぞれ最大16箱をストックできます。
タッチパネルで商品番号を押すと……
価格は店内で買うより30円ほど高いですが、購入すると商品を入れる袋も付いてきます。
かなざわ総本舗の金澤一輝社長は「コロナ禍で非接触が目的のひとつ。それと、営業が午前9時30分から午後5時30分なので、早朝や仕事終わりに必要な人のために導入した」と話します。
かなざわ総本舗によりますとギフト品を販売する自動販売機の導入は県内で初めてです。メーカーに従来品の改良を依頼し実現しました。
導入にあたっては、コロナ禍での新たな取り組みを支援する上越市のチャレンジ補助金を活用しました。
自動販売機の内部は20度と一定の温度に設定されており、毎日中の商品を入れ替えて、賞味期限などの品質管理を徹底しています。自動販売機の設置は本店の前のみですが、今後は販売するラインナップの変更や自動販売機の増設なども検討していくということです。
金澤社長は「今後は駅とか、バス停など人が集まるところに置きたい。できれば上越市中にこの自販機を置きたい」と話しています。
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