2021年07月01日 11:15更新
災害現場などで活躍している、レスキューロボットの技術開発について話を聞き、プログラミング教育や持続可能な社会の形成について理解を深める出前授業が、佐渡市立羽茂小学校で29日におこなわれました。
出前授業には5・6年生が参加し、レスキューロボットの開発に携わる長岡技術科学大学レスキュー・安全工学研究室の木村哲也准教授からロボットの特徴や機能について学びました。
レスキューロボットとは、地震や水害などの災害で被災した人の救助などを目的として設計されたものです。児童は障害物を乗り越えるための特徴的な動きについて実演を見学しました。
木村准教授がロボットの部位を人間の手足や筋肉に例えて説明すると、児童はロボットの動きと、自分の体の動きを比べたりしながら、興味深く話に耳を傾けていました。
また、授業の中ではレスキューロボットに限らず、どんなことをロボットにしてほしいか考えたり、ロボットと握手を体験するなど、児童は楽しみながらロボットについて学んでいました。
児童は「ロボットのパーツの多さや、すごいところが分かった。世界や未来で活躍するロボットになってほしい」と話していました。
木村准教授は「授業を受けた子どもたちの中から、将来のロボット研究者や技術者が誕生してくれると嬉しい」と期待を膨らませていました。
佐渡テレビジョン
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