2021年07月07日 10:59更新
夏のレジャーシーズンを前に、佐渡汽船ジェットフォイル「ぎんが」の安全点検が6日におこなわれました。
ジェットフォイル「ぎんが」は今年春、直江津小木航路に就航しました。安全点検は、北陸信越運輸局と上越海上保安署が合同で行い、船内を見て回りました。
点検では、救命胴衣が客席のシートすべてに設置してあるか、また、消火器は定められたところに設置されているかをチェックしました。さらに、救命ボートや緊急時の避難経路なども一つひとつ確認していました。
現在、ぎんがはコロナ対策として、座席数を通常の8割程度におさえて運航しています。
北陸信越運輸局の谷内勝雄さんは「ライフジャケットが大人用と子ども用できちんと区別してあるなど、良好な状態だった。指摘するところは見当たらなかった」と話しました。
上越海上保安署の青木弘市署長は「(夏休み)人の流れが増えるとリスクも増えるので、コロナ感染防止に努めてほしい。一度事故が発生すると多数の人命が危険になる。安全対策に万全を期してほしい」と話しました。
佐渡汽船によりますと、「ぎんが」が直江津小木航路に就航してから、水難事故は起きていません。また、万一に備え、海上保安署と合同の救助訓練を行うなど安全対策に努めているということです。
北陸信越運輸局では毎年3回、ゴールデンウィーク前、夏休み前、年末前の時期に点検を行っています。
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