2021年06月12日 17:06更新
新潟県労働金庫佐渡支店で10日、強盗を想定した対応訓練が行われました。
訓練は警察の協力のもと行っているもので、防犯意識の高揚を図り、いざという時の対応を身に着けようと、新潟県労働金庫佐渡支店の職員、およそ10人が参加しました。
訓練では強盗役の警察官が職員にナイフを突きつけ窓口で現金を要求。職員は時間稼ぎをしながら強盗が来たときの合言葉で、ほかの職員に知らせ、現金を渡すと犯人はそれを持って逃走しました。
訓練終了後の講評で、佐渡警察署生活安全課の梅澤毅彦課長は「冷静に対応することや、佐渡の人は方言があるため、話しているときに特徴を掴むことが大切」と話しました。
また、新潟県労働金庫佐渡支店の江端里栄支店長は「今回の訓練で、上手く対応できないということが確認できました。今後も職員みんなで強盗を想定した訓練が必要になる」と話しました。
なお、県内では金融機関における強盗事件は、平成29年6月以降発生しておらず、全国ではきょう現在、前年より4件少ない7件となっています。
佐渡テレビジョン
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