2021年06月21日 18:05更新
災害時の防災計画「マイ・タイムライン」について理解を深める教室が7日、佐渡市立金井中学校でおこなわれました。
「マイ・タイムライン」とは、災害時に備え、前もって自分の取るべき行動を整理し、時系列でまとめた行動計画です。これを作成することにより、「いつ」「何を準備して」「どのタイミングで」「どこに逃げるか」が明確になり、いざという時あわてずに行動することができます。
教室には2年生60人が参加し、県の職員が、佐渡の地形の特徴から身近にある水害や土砂災害の危険個所を説明しました。平成10年に起きた佐渡市藤津川の氾濫など、過去の事例を写真や動画を使い紹介しました。
また、災害から身を守るために大切なことや、被災想定区域などが記載されたハザードマップの見方なども学び、後半のグループワークでは、生徒が実際にハザードマップを使って、自宅付近の災害リスクや避難場所はどこにあるかなどを確認しました。
新潟県佐渡地域振興局地域整備部計画調整課 中林隆宏課長は「生徒のみなさんに身近な災害リスクを知ってもらい、自分で考え行動できるようになってほしい」と話していました。
マイ・タイムライン教室は昨年度から県内ではじまりました。佐渡市内では金井中学校がはじめてで、この日を含め全3回の授業で、1人ひとりがマイ・タイムラインの作成を行うということです。
佐渡テレビジョン
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