2021年06月22日 19:07更新
上越市は、64歳以下を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種券、4万通あまりを21 日に発送しました。
接種券が発送されたのは16歳から22歳までと、54歳から64歳までの合わせて4万1300通分です。このほかの、23歳から53歳までの分は来週28日に発送する予定です。
21日は上越文化会館で接種券の封筒が入ったおよそ128箱の段ボールが高田郵便局に引き渡されました。早ければあさって24日(木)に届くということです。
市では来月10日から集団接種を始めます。接種は土日が中心で、オーレンプラザや上越文化会館など7つの会場で行います。
集団接種を希望する人は、特に手続きは必要ありません。接種券に続いて後日、日時と会場を指定した案内が届きます。このとき、日時や会場を変更したい場合は、ウェブ上の予約システム、またはコールセンターへの電話で手続きが必要となります。
また個別接種は、市が委託した69の医療機関で行われます。希望する人は接種券が届き次第、予約システムか電話で手続きとなります。なお、システムで予約をするときは、表示されるカレンダー画面の〇や△印が接種可能日です。そこから日時を選び、個人情報を入力すれば完了します。
ただし医療機関の中には、電話予約のみの対応や定期通院している人に限るなど制限があるため注意が必要です。
また、頸城区のユートピアくびき希望館に県の大規模接種センターが設置され、来月3日から職域接種が行われます。この場合は勤務先からの案内を経て、予約システムで手続する形になります。
市では集団、個別、職域いずれも9月末までに2回目の接種を終える計画です。
市のワクチン接種事務室、大瀧早苗室長は「接種券が届いたら『自分はどこで摂取するか』をよく考えていただければ。特に基礎疾患がある方は医療機関での接種を」と話しています。
また予約システムについては「上越医師会と一緒に作ったシステムで、何回か試行錯誤の上に軌道確認を行っている。市民にできるだけ負担にならない形を目指した。なるべく予約システムを活用してほしい」と話しています。
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