2021年06月20日 17:24更新
手作りアクセサリーやグルメなど県内から150店が集まった複合型イベントが、19、20日の2日間、上越市戸野目古新田の謙信公武道館で開かれ、多くの人で賑わいました。
イベントには、上越地域を中心に県内のハンドメイド作家やフードショップ、キッチンカーなど、およそ150店が参加しました。コロナ対策で人数制限がかけられ、お昼前には会場の外に入場待ちの長い列ができていました。
イベントを企画したのは、妙高市で手作りアクセサリーなどを制作している渡邊あづささんです。去年8月に有志を募って実行委員会を立ち上げ、およそ1年をかけて準備をしてきました。渡邊さんは「地域活性化のきっかけになるイベントを作りたいと思い企画した。声掛けとインスタグラムでの呼びかけを中心に参加を募り、想像以上の規模になり驚いている」と話していました。
もっとも多いのはハンドメイドのブースで、2日間あわせておよそ60店が出店しました。上越市から出店した「ひみつやさん」は「学生の頃からアクセサリーなどを作って販売していた。想像以上のお客さんの入りでびっくり。上越に素敵なイベントができて嬉しいし、今後もあればぜひ参加したい」と話していました。
手作りアクセサリー「ひみつやさん」
市内から来場した人は「インスタを見て楽しそうだなと。40分以上並んで入ったが来てよかった。コロナの規制が解除されたら、地元でこういうイベントが増えてほしい」と話していました。
「キッズチャレンジ」と題した子どもの手作り作品ブースには、市内から4人の小学生が参加しました。そのうちの一人は「4月頃から入念に準備して、頑張って一人で作った。売れるとすごく嬉しくてその感覚が忘れられない」と話し「いらっしゃいませ!」と元気に呼びかけていました。
食べ物やアクセサリーの販売だけでなく、親子で楽しめるワークショップやモノづくり体験のブースもあります。これはオリジナルバッグ作りです。好きなリボンを選び、貼り付けていきます。
オリジナルバッグ作り
これはお皿のデザイン体験です。植物の葉や木の実を使って、模様を付けていきます。
お皿のデザイン体験
そのほか、好きな色のロウを紙コップに入れるロウソク作りなども行われました。
ロウソク作り
渡邊さんは「できれば年に一回の恒例行事にして、上越市をもっと知ってもらい、地域活性化や市内に商業施設ができるきっかけになってほしい」と話しています。
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