2021年06月16日 17:57更新
消防の救助技術を競う県大会が6月19日に新潟市で開かれ、上越地域消防局のチームが出場します。16日は大会を前に訓練の成果が披露されました。
県大会には、消防局管内の署を対象にした選考会で勝ち残った25人が7種目に出場します。16日はこれまでの訓練の成果を池田聡消防局長に披露しました。
これは「引揚救助」です。マンホールなど、地下で起きる災害を想定し、5人1組で救助者を地上へ引き上げます。
この後、選手を代表して上越消防署の竹田和真消防士長が「訓練ができる環境を作ってくれた職場、応援してくれる先輩や後輩、理解してくれる市民の方々、家族の支えがあるからこそ訓練できる」と出場への決意を述べました。
池田聡消防局長は「皆さんの躍動する姿を目の当たりにして心強く思う。厳しい訓練で培った技術・精神力・チームワークを生かして、上位大会への出場を目指してほしい」と激励しました。
去年の大会は新型コロナの影響で中止となったため、今年が2年ぶり、無観客での開催となります。
ロープブリッジ渡過に初出場の市村崇将さん
「最初は思ったタイムが出せず、苦しい部分があったが、先輩のアドバイスなどを聞いて1秒でも速く渡れるよう工夫した」
ロープブリッジ救出に出場する竹田和真さん
「去年大会がなかった分、1年ずっと訓練できた。感謝の気持ちを持った1本を大会でできるように頑張りたい」
県大会は今週19日(土)に新潟市で開かれます。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.