2021年06月10日 04:00更新
上越市和田地区にある矢代農園で、今週末からサクランボ狩りが始まります。園では、この冬の大雪で枝折れなどの被害があり、例年より数は少ないものの、大粒の甘い実が実っています。
国道18号線沿いにある矢代農園です。サクランボの木は、畑180平方メートルほどにおよそ400本が栽培されています。
サクランボは9種類あり、その8割が「佐藤錦」、そのほか酸味の強い皮のパリッとした「ナポレオン」や、大粒で人気の「サミット」などです。
この冬は、記録的な豪雪で畑全体が雪に埋まり、枝折れ被害が相次ぎました。
農園の木之内さんは「枝が折れて3割減、凶作。今年は休園しようと思ったが、楽しみにしている人がいるから開園を決めた」と話します。
雪の被害で数は少ないものの、サクランボの出来はよいということです。通常、糖度は14~19度ですが、9日現在、23度を超えるものもあります。甘みは日に日に増しています。去年は27度まであがったということです。
今年のサクランボ狩りは、感染対策で食べ放題は中止、量り売りのみとなります。 入園料は4歳以上が500円。採った実は100グラム税込み500円です。
今週末12日(土)にオープンします。営業は今月末までの土曜と日曜のみ。サクランボがなくなり次第終了となります。時間は午前9時から午後4時までです。
詳しくは、矢代農園までお問い合わせください。
■問い合わせ:TEL025-524-2173
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