2021年06月02日 14:00更新
食用ホオズキを妙高市で栽培販売しているアサップが2日、露地栽培用の苗を植えました。
食用ホオズキは、アサップが妙高市の新しい特産品にしようと栽培に取り組んでいます。2日は畑およそ550平方メートルに、ホオズキの苗180株を植えました。
今年は苗の数を去年より2割ほど減らしました。その理由は、去年の収量が、夏の高温や長い雨の影響、カメムシの被害で、例年を大幅に下回ったためです。
アサップの代表取締役 小川克昌さんは「天気はコントロールできないが、今年は株間を広げて苗の管理をしやすくした。一株あたりの収量が増えるように取り組みたい。露地栽培では、70~80キロの収量が目標」と話します。
ホオズキの種類は、小粒で香りが強い「ストロベリートマト」と、大粒でみずみずしい「オレンジチェリー」の2種類です。アサップはハウス栽培にも取組んでいて、冬の終わりから初夏まで安定した出荷ができています。
一方、管理が難しい露地栽培には、ハウス栽培には無い魅力があるということです。小川さんは「ハウス栽培は瑞々しい味わいで、露地栽培は野性味が出て濃い味という特徴がある。ホオズキは夏から秋が旬で、旬に食べたいという人が多い。その期待・希望に添えるように、今後も露地栽培を続けていきたい」と話していました。
収穫は早ければお盆明けから始まり、10月末まで続きます。
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