2021年05月17日 16:04更新
妙高市は17日、新型コロナワクチンの集団接種会場の「新井ふれあい会館」で、15日(土)に誤って1人に1日2回接種する誤接種があったと発表しました。
市によりますと、1日に2回接種を受けたのは、妙高市の90代男性、1人です。
15日(土)午前9時15分ころ、男性は1回目の接種を受けた後、接種済証の交付を受けるため、従事者が移動を促したところ、誤って再度、接種ブースに入り2回目の接種を受けてしまったということです。市では原因について、従事者が予診票などの確認を怠ったためとしています。
2回目の接種後、予診票にワクチンの製造ナンバーのシール貼付しようとした際、すでに製造ナンバーが貼付されていたことから、誤って再接種したことに気づいたということです。
誤接種の事実が判明した午前9時25分ころ、会場内の医師に報告し、以降、男性の健康観察を実施しています。現在に至るまで、男性に副反応などの症状は見られないということです。市は引き続き、対象者に定期的な健康状況の確認などを行っていくということです。
なお、ファイザー社によりますと、臨床試験で、過剰接種による副反応の増加は確認されていないということです。
市で「本人と家族に心よりお詫び申し上げするとともに、このようなことが二度と起こらないよう再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.