2021年05月14日 09:14更新
1馬力ってすご~い!
農耕馬を使った田起こしが13日、上越市の「森のこども園てくてく」の主催で行われ、園児たちが昔ながらの農作業を体験しました。
馬の名前は「ビンゴ」、長野県伊那市で自給自足の生活に取組む横山晴樹さんが飼っている農耕馬です。
ビンゴは「スキ」という農機具をつけて土を掘り起こします。
13日は、園児22人と保護者が馬の田起こしを見学しました。園児ははじめ見守っていましが、そのうち声を出してビンゴを応援しました。
近くのほたる保育園の園児も見学に
横山さんは「自分ひとりではなく、仲間と一緒にやるとできること。馬を通して協力することを体験してほしい。みんなでブラシがけしてくれたり、良いふれあいをしていると思う」と話していました。
園児はこの後、田んぼに入って「スキ」を引っ張り、馬の力の強さを実感しました。 園児は「楽しかった。馬と一緒にやれて良かった」「引っ張るのが楽しかった」「ご飯を食べている時がかわいい」と話していました。
小菅江美園長は「燃料はいらない、草を食べてくれるので除草剤がいらない、子どもは喜ぶ。教育の中に生き物がいると良い」「機械ではなくひとつの命が働くパートナーとして仕事をするところを見て、自分たちがコメ作りをするうえで意識が変わると思う」と話していました。
ビンゴが耕した田んぼは、てくてくが毎年借りて、園児がコメを作っています。来週には田植えを行うということです。
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