2021年05月11日 16:03更新
給食の食材に役立てようと、妙高市立斐太北保育園の園児が11日、野菜の苗を畑に植えました。
斐太北保育園では、園児に食への関心を高めてもらおうと、毎年、園庭の畑で野菜を作っています。この日は年長園児10人が、キュウリ、ナス、ピーマンなどの夏野菜、そしてサツマイモの12種類を植えました。野菜の品種はすべて園児が選びました。
苗を植える穴はスコップでなく手で掘ります。園児は土の感触を確かめながら水を入れ、苗を植えました。 園児は「手が土だらけ~」と楽しんでいました。
サツマイモの苗は、周りをイネの苗で囲みます。こうすることで夏、土にかぶせたシートの熱を抑えイモが傷みにくいと、地元の農家から教わりました。
園児は「植えるのが楽しかった」「ピーマンは少し苦いけれど、小さく切れば食べられる」「チンジャオロースのピーマンは食べたことがあり、苦くておいしい」と話し「自分で育てたら、おいしそう」と、収穫を楽しみにしているようすでした。
篠宮直美園長は「ピーマンは苦味があるので苦手な子どももいるが、畑づくりを通して食に関心を持ち、好きになってもらえたら」と話していました。
トマトやキュウリなどの夏野菜は、1か月から1か月半後に収穫し、給食で提供されます。サツマイモは10月に収穫し、焼きいもにして食べるということです。
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