2021年05月06日 12:59更新
今月2日、上越市昭和町1丁目に住む80歳の女性が、妙高市上小沢の山に山菜採りで入った後、行方が分からなくなりました。警察と消防は2日から13人体制で72時間捜索を続けましたが、女性は見つからず捜索は5日に打ち切られました。
行方が分からなくなったのは、上越市昭和町1丁目に住む80歳の女性です。女性は2日午前10時30分ごろ、息子と2人で山菜を採るため妙高市上小沢地区の山に入りました。2人は別々に行動し、2時間後に女性が待合わせ場所に戻らなかったため、息子が探しましたが行方が分からず警察に連絡しました。
警察と消防はただちに13人体制で、地上を捜索、空からもヘリコプターを使って探しました。2日には同じ地区内で目撃情報が寄せられたものの、生死を分けるとされる72時間以内に見つけることはできず、捜索は5日に打ち切られました。
警察によりますと、待合せ場所の近くには女性が採ったと見られる山菜が置いてあったということです。
女性は毎年、この場所を訪れ山菜採りをしていました。行方不明になった当日は軽装で、携帯電話は持っていないということです。
警察では山に入る場合は、家族に行き先を伝える。居所を知らせる携帯電話、雨具、食料を持つ。もし山で迷ったら、夜はけがをするおそれがあるため、動かずに救助を待つよう呼びかけています。
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