2021年04月28日 17:50更新
新型コロナウイルスの第4波で感染が拡大するなか、健康食品などを製造販売する越後薬草が感染防止対策に役立ててほしいと、消毒用の蒸留酒を27日に上越市に寄贈しました。
越後薬草が寄贈したのは、同社で製造している消毒用の蒸留酒「YASOアルコール70」です。27日は越後薬草の代表取締役の塚田和志さんが、上越市の村山市長に10リットルタンク375本分を贈り、感謝状を受け取りました。
越後薬草が市に寄贈するのはこれが3回目で、今回は今までで最も多い量となりました。寄贈されたアルコールは市役所の木田庁舎や各区の総合事務所などに配布されます。
「YASOアルコール70」は去年、消毒用アルコールが不足するなか、代用品として開発されました。上越産のヨモギなど80種類のハーブを原料にした蒸留酒です。村山市長は、「地元の企業からの寄付は大変ありがたい」と感謝していました。
塚田和志代表取締役は、「(コロナ)がなかなか収まらないなか、自分たちにできることをやりたい。一人でも感染者が減ってほしいという思いで寄贈した」と話していました。
「YASOアルコール70」はインターネットでも販売され、売上げの一部は去年市に寄附されました。
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