2021年04月27日 15:20更新
上越市高田地区の観光PR動画をつくろうと、市の若手職員が26日、撮影ノウハウを学ぶ研修に臨みました。
動画の制作は、高田地区の「街なか回遊観光」を促進するために市が立ち上げたプロジェクトです。メンバーは、20代から30代の若手職員10人で、通常の業務とは別に1年間、高田地区の四季などを取材します。
26日の研修では、電通東日本新潟支社の杉山秀人さんが講師を務めました。杉山さんは、動画を見た人が高田に来たくなるような企画を立てることが大切と話したうえで、「上越市の動画を見て、他の市町村にない魅力を感じてもらい、共感をして行動に移ることが重要」と話しました。
続いて、新潟市の映像ディレクター、桑原康孝さんからカメラの使い方などを教わったあと、実際に、高田城址公園で撮影に挑戦しました。
文化振興課から参加したメンバーは「プロの意見を参考にして動画制作に生かしたい」。高齢者支援課から参加したメンバーは「女性だけ集められたチームなので、女性目線の動画を上手に表現していきたい」と話していました。
映像ディレクター 桑原康孝さん
「彼らにしか分からない、この土地の魅力を動画制作で発揮してほしい」
電通東日本新潟支社 杉山秀人シニア・スーパーバイザー
「メンバーは生まれた時からデジタルネイティブと言われる世代。動画を作る技術を覚えてもらえれば、より上越の魅力を伝えることができる」
プロジェクトのメンバーはこの後、映像の編集についても学びました。PR動画は1年後に完成させ、YouTubeで公開するほか、県のCMコンテストに応募する予定だということです。
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