2021年04月23日 17:39更新
今や、ふるさとの風景に欠かせません!
えちごトキめき鉄道のリゾート列車「雪月花」が23日に5周年を迎え、記念のメモリアル便が運行されました。沿線の駅では、地域住民などがおもてなしに出て、お祝いムードに包まれました。
えちごトキめき鉄道のリゾート列車「雪月花」は、5年前のきょう運行を開始し、これまでに1027便、2万6000人ほどの利用がありました。
5周年を祝うメモリアル便は、上越妙高駅から妙高高原駅に向かい、折り返して糸魚川駅まで運行されました。雪月花がえちごトキめき鉄道の一度に全線を走るのはこれが初めてです。
23日は沿線の各駅で様々なもてなしが行われました。そのうち、関山駅では、妙高小学校の児童80人が自分たちで作ったポスターと旗を掲げて雪月花を見送りました。児童は「迫力があった」「きれいな赤色で大きかった」「高級そうで乗ってみたくなった」と話していました。
乗客は県内外からの32人で、ほとんどがリピーターということです。
乗客は「何回も乗っている。5周年なので何とかして乗りたかった。カラーリングやデザインなど他の鉄道会社には真似できない。窓ガラスに水垢ひとつ付いていないのはすごい」、また「窓が大きくて雄大な景色が眺められるのが良い」「電車に揺られながら食事ができて優雅な気分になる」と話していました。
メモリアル便には雪月花の車両をデザインした川西康之さんと料理やサービスを統括する岩佐十良さんも乗車しました。
川西さん
「メンテナスが必要な部分もあるが、えちごトキめき鉄道のスタッフや関係者に美しく維持してもらいありがたい」
岩佐さん
「自分たちも一生懸命頑張って料理のプロデュースをしているが、乗車している乗務員のサービスが雪月花の素晴らしいところ」
えちごトキめき鉄道の社長、鳥塚亮さんは「コロナで都会やインバウンドの乗客はいないが、地域の人から愛されているのを感じる。身近に接してもらえる時期になっている。広告塔のような形で(雪月花を)紹介してもらうと、地域の宣伝にもなる。地域に貢献できると良い」と話していました。
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