2021年04月12日 19:11更新
SLに乗車できるえちごトキめき鉄道の「直江津D51(デゴイチ)レールパーク」が今月29日にオープンするのに合わせ、12日から予約の受付が始まりました。併せて来月の連休に行われる夜行列車の乗車体験イベントも予約の受付を始めました。
「直江津D51(デゴイチ)レールパーク」は鉄道に親しんでもらおうと、今月29日オープンします。場所は直江津駅構内にある直江津運転センターです。最大の売りは、主役のSL、D51(デゴイチ)が引っ張る客車の乗車体験です。直江津駅の自由通路近くまでの片道200メートルを8分ほどかけて往復します。定員は1回24人です。きょうは本番を想定してデゴイチを動かしました。
利用は新型コロナ対策のため、オープン初日の29日から来月5日までが事前予約制となります。入場は午前9時45分から午後3時30分まで、6つの時間帯に分けられていて、各回の定員50人です。料金は子どもが700円、おとなが1000円、シーズンパスポートもあります。
一方、夜行列車に乗るイベントが来月1日と2日に行なわれ、この予約もきょうから受付を始めました。コースは午後10時10分ころ、直江津駅を出発、妙高はねうまラインを妙高高原駅まで往復したあとに、日本海ひすいラインを市振駅まで往復する約5時間の旅です。
写真提供:えちごトキめき鉄道
えちごトキめき鉄道の野村佳那子さんは「いまは珍しくなった夜行列車。風景も見えず真っ暗だが、ほかの列車は走らず自分たちの列車だけ走る。夜は消灯すると車内も外も真っ暗で、非日常の体験になるのでは」とその魅力を話します。
夜行列車の運行は2年前から始まり、今回で6回目です。ゴールデンウイークの開催は初めてで、子どもの日に合わせ地元の菓子店が作るかしわもちがプレゼントされます。定員は30人です。料金は1~2人が1万8000円、3~4人が3万6000円です。
写真提供:えちごトキめき鉄道
乗車席にはテーブルが設けられ、新型コロナ対策として通路側にアクリル板、イスの背もたれには飛まつを防ぐシートが設置されます。えちごトキめき鉄道の野村さんは「子どもは親公認で夜更かしできる。ゴールデンウイークの記念や思い出作りに楽しんでほしい」と話しています。
初日の予約は午後5時までにレールパークが200人分、夜行列車は20人分ありました。夜行列車は、残り10人分です。詳しくはえちごトキめき鉄道のホームページをご覧ください。
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