2021年04月12日 10:00更新
JCVの生活情報番組「すまいるone」。4月4日からの放送は「街の魅力を再発見!清里探訪」。清里区を散歩して、魅力を再発見しちゃいます!番組はタウン情報のプレミアム会員でご視聴いただけます。
【農業法人 グリーンファーム清里】
古来から農業が盛んだったという上越市清里区。清里の山間にある「農業法人 グリーンファーム清里」では、コメの生産を中心に、アスパラ菜やタラの芽など、季節の野菜や山菜を栽培しています。
グリーンファームでは、清里に荒廃地を増やさないよう、高齢化が進み農業をやめてしまう人の田んぼを引き受けています。地域で助け合いながら農業を守り、少子高齢化が進む中、若手農業従事者の育成にも力を入れています。
生産のメインであるコメの作付面積は150ヘクタール。1俵=60キロとして、およそ1万2000俵~3000俵を生産しています。
3月、こちらで行っていたのは稲の種まき。こちらで作付けする苗だけでなく、仲間の法人や個人で使う苗も作っています。
そして、グリーンファーム清里では今年から新しい事業に取り組み始めました。
それは、ブドウの定植です。これまで栽培してきた農作物とは収穫時期が異なり、その合間に作業が行えるためブドウの定植に挑戦することになりました。
ここで育てられているブドウの苗木の品種はマスカットベリーAです。岩の原葡萄園で作られた地元の品種で、生食と醸造のどちらにも使えます。ファームでは、大きな鉢にブドウの苗木を植えて育てる、特殊な栽培法を実践しています。
順調に育てば収穫は3~4年後。この事業がうまくいけば、将来的にはぶどうの定植の面積をどんどん増やして、ワインづくりにも挑戦したいということです。
社長の保坂一八さんは「仲間の法人や農家と手を携えて、コメ作りを中心に地域の農業を守っていきたいです。おいしいコメを食べてもらうことによって、この地域を守ってもらえると私は思っています。職員一同頑張ります」と話しています。
清里の農業を支えるグリーンファーム清里。これからの展開にも注目です。
グリーンファーム清里
■場所:上越市清里区上田島122
■問い合わせ対応時間:8:00~18:00(変更あり)
■電話:TEL025-528-4270
■定休日:日曜(変更あり)
※JCV生活情報番組「すまいるone」で放送_初回4月5日(日)~
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