2021年04月11日 03:44更新
上越市出身の日本画家、小林古径と岡倉天心ゆかりの作家の作品を集めた「古径と院展の作家たち」が小林古径記念美術館で始まっています。
「院展」は「日本美術院」が主催し、現在も続く公募展です。日本美術院は東京美術学校の校長を務め、妙高高原で亡くなった岡倉天心などが、およそ120年前の明治31年に立ち上げました。
会場には上越市出身の日本画家、小林古径と並び「院展の三羽烏」と呼ばれた横山大観や下村観山などの作品50点以上が展示されています。
小林古径の作品「朝顔」
来場者は「古径は線も色もきれい。特に朝顔は感動する」「日本画はすばらしく、落ち着ける感じがとても良い」。学芸員の小川陽子さんは「日本画作品の植物の生き生きしたところなど、華やかな気持ちになれる作品を見てほしい」と話していました。
「古径と院展の作家たち」は6月20日まで小林古径記念美術館で開かれています。なお、観桜会期間の15日までは無休です。
また今月29日の祝日を皮切りに「学芸員によるギャラリートーク」が5回実施されます。
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