2021年03月19日 19:03更新
今年度で閉校する上越市板倉区の山部、宮嶋、針小学校の卒業式が19日行われ、最後の卒業生36人がそれぞれの学び舎に別れを告げました。
宮嶋小
板倉区の宮嶋、山部、針小学校の3校は児童数の減少により、4月から新設の「板倉小学校」に統合されます。卒業したのは宮嶋小学校が8人、山部小が7人、針小が21人です。このうち山部小学校では五十嵐功校長が式辞で「今年度はコロナ禍で誰もが経験したことのない手探りの中、6年生が全校をリードしてくれた。皆さんには可能性が拡がっている。夢と希望をもって挑戦し続けて」とはなむけの言葉を贈りました。
山部小
それぞれの学校では卒業生が別れの言葉を伝えました。
針小卒業生「一番の思い出は金管演奏。金管は板倉小になっても続くが、針小の演奏としては私たちの代が最後。最高の思い出に残る演奏をしたいと友達同士ですごく練習した」
宮嶋小卒業生「4年生のときに転校してきて、初めての複式学級に緊張した。今では慣れてとても楽しかった」
山部小卒業生「最後の卒業生としてもちろん山部小は忘れなくないし、今まで過ごしてきたことも忘れず、これから頑張っていきたい」
また針小学校では、卒業式のあと閉校記念式典が開かれました。針小は4月から新しい板倉小の校舎になります。式典で村山市長は「今後はより広い地域で手を支えあい、豊かなふるさとを未来へつないでほしい」と話していました。
針小
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