2021年03月19日 04:00更新
ふるさとにこの人あり!
上越の偉人や歴史をテーマにしたカルタを上越市立北諏訪小学校の6年生が完成させました。
これが、完成した「ふるさと上越かるた」です。カルタに取り上げた題材は地域の偉人、郵便制度の父、前島密、酒博士の坂口謹一郎、犬養内閣で地元初の外務大臣となった芳沢謙吉などです。
このカルタを作るため、6年生11人は去年1学期から、偉人ゆかりの地域や上越市の歴史について校外学習を重ねてきました。
時には偉人だけでなく、直江津捕虜収容所ゆかりの平和記念公園や機雷爆発事件の名立区なども訪ね、戦争と平和について学びました。
カルタは「あ」から「ん」まで47首あり、絵札も読み句もすべて児童が考えた完全オリジナルです。
カルタを作成した児童
「捕虜について詳しく考えたり、実際に起きたことを知らないこともあった。初めて知ったこともあったので、みんなに伝えていきたい」
「偉人がどういう偉業をしたのか考えながらカルタを楽しんでほしい」
「上越の素晴らしい点は、偉人がたくさんいるところや、戦争について語れる歴史があるのが良いところだと思う。大切に、上越のことがわかるように使ってほしいと思った」
完成したカルタは100セット、全校児童や教職員のほか、地元町内などに配られる予定です。
18日は6年生が2班に分かれて、偉人ゆかりの記念館などにカルタを届けました。
芳澤謙吉翁顕彰会の寺田喜男さんは「芳澤謙吉さんの生き方をよく捉えていて、一生懸命勉強したことがよくわかった。色んなこと、地域のことに興味を持ってくれて、とても良いことだと思う」と話しました。
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