2021年03月02日 09:54更新
四半世紀の熱演に金メダル!
上越市立城北中学校で毎年、生徒と地域の住民が協力して取組んでいる演劇「スタートライン」の活動が文部科学大臣表彰を受賞しました。
受賞したのは、「城北中学校区子どもを育てる会」です。会では25年前から、城北中学校の生徒と協力して演劇集団「スタートライン」の活動に取組んできました。
今回の受賞は、スタートラインの活動を通じて地域と学校が子どもたちの成長を支えていることが評価されました。
先月25日は、文部科学省と城北中学校の校長室をオンラインで結び、「城北中学校区子どもを育てる会」のメンバーが三谷英弘 政務官から表彰されました。風間寿春 会長は「地域の皆さんから応援していただいて25回できた。それが受賞につながった」と話しました。
今年度の公演
「スタートライン」は生徒有志がステージに立ち、中学生の悩みや希望をテーマに熱い演技を繰り広げています。
石田幸雄さん
演劇指導には、地元でアマチュア劇団を主宰する石田幸雄さんがあたり、保護者や卒業生が公演の受付や駐車場整理を手伝っています。また、校区内の小学6年生を招いて演劇を鑑賞してもらうことで、いわゆる中一ギャップ解消に役立っていることも評価されました。
風間寿春 会長「子どもたちは毎年違う色のスタートラインをみせてくれているが、地域からの見守る目は変わらない愛情を感じる。演技の指導をしてくれている石田さんも、やれる限り指導したいと言ってくれている。子どもたちもぜひやりたい、地域の人からも期待の声が多い。これからも続けていきたい」と話しています。
会では、3月8日、村山市長に受賞を報告することにしています。
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