2021年02月14日 18:53更新
雅な気分になれました!
和服姿でひな人形を見て回るツアーが14日に上越市の本町商店街で行われました。
ツアーは市民団体「着物で素敵になる会」が主催し、上越市、妙高市から16人が参加しました。同会の代表、長崎幸江さんは「タンスに眠っている着物を着てほしいと考えた。イベントがない中、一年に一回は着てほしい」と話します。
ほとんどの人が自前の着物で参加しましたが2人は、会の用意したものを借りて、着付けてもらいました。一行は高田本町商店街の3丁目から5丁目まで、31店に飾られたひな人形を思い思いに見て回りました。
親子での参加者は「着物を着る機会がなかなかないので、子どもと一緒に参加した。きょうは義母の着物などであわせた。着物文化をなくさないで、これからも着る機会が増えると嬉しい」と話していました。
ここは本町4丁目の「アートサロン遊心堂」です。店内には江戸時代に作られた「立雛」が飾られています。
アートサロン遊心堂の加藤裕明さんは「今は座雛が主流だが、これはそれが出る前の初期のお雛様。紙でできているのが特徴で、頭だけ木でできている」と話していました。
この日は雛人形を見るだけでなく、買い物を楽しむ人の姿もありました。
会の代表の長崎さんは「好きな着物を着て歩くことはとても楽しいことなので、それを大事にしてこれからも続けていきたい」と話していました。
「着物で素敵になる会」ではこの春、高田城址公園で花見ツアーも計画しているということです。本町商店街の雛人形は来月3日まで飾られています。
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