2021年02月11日 16:23更新
去年11月にオープンした妙高市志の「古民家カフェ矢代」を拠点にした、子どもたちの雪遊び体験会が11日に開かれました。
古民家カフェ矢代は地域の憩いの場を目指して、地元有志でつくる「矢代古民家活用の会」が築64年の民家を改修して去年11月にオープンしました。活用の会では、ここを活動拠点にして地元の子どもたちや保護者に郷土愛を育んでもらおうと雪遊びをするイベントを今回初めて企画しました。
活用の会の小嶋正彰さんは「古民家に地域の皆さんが集まって絆が深まれば良いと。少しでも子どもたちの声が地域に響き渡れば地域が元気になるのではと企画した」と話します。
参加したのはときわ保育園の園児や卒園した小学生など10人とその保護者です。雪遊びの舞台はカフェの裏手に広がる水田や空き地です。雨が降りしきる中、積雪約2メートルの雪原で子どもたちは元気よく、自然探検やそりを楽しみました。参加した子どもたちは口をそろえて、「楽しい」と話し、保護者も「大自然の中で遊べて良い。こんな広いところで遊ぶことはそんなにない」「矢代の自然は最高!自然豊かで子どもたちは自由」と笑顔を見せていました。
雪遊びのあとはカフェに戻ってマシュマロを焼いたり、カフェの定番メニューきつねうどんを食べたりして、子どもたちは古民家の中に明るい声を響かせていました。今回初めて古民家カフェに訪れた保護者も「料理もおいしかった。家族でランチにこれたら。また利用したいです」と話しています。
矢代古民家活用の会では今後も世代間交流ができるイベントを企画する予定で、雪解けのあとはツリーハウスの建設なども計画しているということです。小嶋さんは「久しぶりに子どもたちの大きな声が聞けてよかった。イベントを通して古民家をファミリーで利用してほしい。子どもたちの体験活動をはじめ、世代間・親子子育て世代と色んな繋がりがここから生まれていけば。」と話しています。
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