2021年02月08日 17:28更新
県内在住の外国人に豪雪地の自然や文化を体験してもらうモニターツアーが7日、上越市大島区で開かれました。
このモニターツアーは、新潟県が県内の魅力を世界に発信しようと実施しました。テーマは「豪雪地の暮らし」。参加したのは県内在住の外国人とその家族など16人です。
一行は、「大島庄屋の家」に集まり、かんじきを履いて周辺の里山を散策しました。
積雪は3メートル近く、動物の足跡を観察したり、地元ガイドからイノシシ猟の説明を聞いたりしました。
また、ソリやかまくらでの雪遊びも体験し、豪雪地ならではの自然や暮らしにふれました。
ポーランド出身の参加者は「私の国ではこの量の雪は見ない。すばらしい、感動しました」。カナダ出身者は「都市とはまったく違うのでみんな体験したほうが良い。新鮮な空気。郷土食。自然。どれもリラックスできる」と。
またスリランカ出身者は「雪国の田舎体験がしたかった。チラシでこのかんじきを見て参加したいと思った。体験できて楽しい。大学のみんなに紹介したい」とそれぞれ雪国を満喫していました。
このほか、かやぶき民家でいろりを囲んで、瞽女唄に耳を傾けるひと時もありました。モニターツアーということで、一行はこの後、ツアーの様子をSNSで知り合いに発信することになっています。
県では、来年度もこうしたツアーを開き、新潟の魅力を海外に発信することにしています。
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