2017年06月06日 15:15更新
去年12月、糸魚川大火で被災した商店街の人たちが、町並み復興の参考にしようと6日に上越市高田の雁木がある町並みを視察した。
参加したのは糸魚川の商店街関係者など17人。糸魚川市の本町通り商店街には被災前、雁木の町並みがあった。復興に向けては、雁木生かした作りの町並みを望んでいる人たちもいる。
一行は雁木通りを歩きながら、住宅だけでなく、企業の事務所や集会所として町家が活用さえている点などを見てまわった。
案内をした高田の雁木の魅力を発信している市民団体からは、景観を保つために住民と協力しながら、柱や屋根などに色を塗った事例などが紹介された。また高田の雁木がある約4,500世帯を対象にアンケートを実施した結果、9割の人が雁木を残した方が良いと回答したことなども紹介された。
糸魚川の参加者は「全部なくなってしまった。新しく立てると建築基準もあるので高田の雁木のようにはできない。町にあるものを使って、少し手を加えて、みんなで力を出し合えば良い町になるのではないか」と話した。
このあと一行は、南魚沼市や長岡市の町並みも視察したということ。
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