2017年06月06日 14:28更新
関川水系漁業協同組合が5日、アユの稚魚を関川に放流した。
関川水系のアユの解禁日は毎年7月11日。今年は解禁に向けて5月下旬に10㎏、5日に関川本流の5か所に計310㎏の稚魚を放流した。
このうち、上越市今池にある高田大橋のたもとでは漁協の関係者が稚魚70㎏を放流。バケツを川面に傾けると、稚魚は時折跳ねながら元気よく川へと泳いで行った。
長野県飯田市の養魚場から取り寄せた稚魚は体長9㎝、重さ8gほど。サイズの良いアユの引きを楽しんでもらおうと、例年よりも2週間ほど放流日を早め、稚魚の成長に期待を寄せる。
漁協の吉村組合長は「今年の稚魚は大きく、解禁の時には18㎝ほどに成長していると思う。例年以上に楽しんでもらえるのでは」と話している。
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