2021年02月03日 15:49更新
「ニホンノ、オサケ」プロジェクト!
妙高市の地酒「千代の光」と「鮎正宗」をブレンドした新しい純米吟醸が販売されることになりました。コロナ禍と大雪で売上げが低迷している酒造業界による、状況打開の新しい挑戦です。販売は3月上旬を予定しています。
販売されるのは、妙高市の「千代の光」と「鮎正宗」をブレンドした純米吟醸です。どちらの酒もコクとまろみが特徴ですが、それを合わせることで、吟醸香と呼ばれる果物のような香りとふくらみのある味わいが楽しめるということです。
この酒を企画したのは、県酒造組合高田支部です。高田支部では、コロナ禍と今年の大雪で宴会が軒並み中止になる中、状況を打開しようと「日本」と「2本」をかけたニホンノ、オサケプロジェクトを立ち上げました。2日は上越市と妙高市の蔵元から営業担当者など9人が集まり、どの酒をブレンドするか、話し合いました。
用意したのは15種類。およそ20通りのブレンドを試しました。利き酒の結果、選ばれたのは「千代の光」と「鮎正宗」のブレンド酒です。販売は3月上旬から上越市と妙高市の酒店で予定されています。販売はの4合瓶(720ml)のみで価格は2000円(税込)。現在のところ、酒の名前は決っていません。
県酒造組合高田支部の池田 剣一郎さんは「お客様目線で、蔵元同士のコラボは興味をもってもらえるのではと考えた。宴会などはできないので、少人数で楽しく飲んで頂けたら嬉しい」と話しています。
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