2021年01月11日 12:32更新
昨夜、上越市南本町1丁目にある空き家2棟と雁木が雪の重みで倒壊しました。市によりますと、けが人はいないということです。
倒壊したのは上越大通り沿いの南本町1丁目にある、店舗として使われていた2棟と雁木です。きのう午後11時50分ごろ、警察がパトロール中に見つけました。町内会長、瀧本晴夫さんによりますと、数年前から空き家でけが人はいないということです。
瀧本さんは「まさかこうなるとは。築60年はたっていると思う。たぶん老朽化していた」と話しています。瀧本さんによりますと、町内会館の屋根の積雪はきのう午前10時現在、2mあったということです。「町内会館の雪の重量は㎡あたり275kg、一斉雪下ろしの基準は420kgなので、重量的にはそんなにないと思っていたが」と驚いていました。
現在も空き家は傾いているということで、きょう神奈川県に住む持ち主が現場の状況を確認し、住宅を取り壊すか市と検討することになっています。市によりますと、持ち主は除雪業者に雪下ろしを依頼しようと考えていた最中の出来事だっということです。空き家が倒壊したのは、この冬上越市内では初めてです。
新潟地方気象台によりますときょう午前10時現在、積雪は高田で2m48cm、安塚で2m92cmと平年の4倍~6倍近くに増えています。上越市では早めの雪下ろしを呼びかけています。
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