2021年01月08日 19:18更新
ドカ雪の甘みが深すぎる!
上越ならではの雪下野菜があす9日から、旬菜交流館あるるん畑で販売されます。吹雪の中、採れたてを味わってもらおうと雪下キャベツが8日に収穫されました。
上越市青野にある荒川正義さんのキャベツ畑です。広さは44アール。夏に種まきした「金春」や「越のひかり」など約9トン分の冬キャベツを栽培しています。きょうの作業は吹雪の中、1メートルほど積もった雪を掘り起こす、文字通り雪下野菜の収穫となりました。パワーショベルでの掘り起こしは簡単ではありません。一面まっ白の畑でキャベツを傷つけないよう慎重に掘り進めていきます。
ギリギリまで掘った後、最後は手で収穫します。まるで宝さがしのようです。
今シーズンは去年12月中旬に雪が降ってから約3週間、キャベツは「雪の下」で甘味を蓄えました。長く雪下に寝かすほど糖度を増すということです。荒川正義さんは「そのまま食べてもらうのが一番おいしいですが、熱を通しても良いです。うちではお好み焼きやホイコーロー、味噌汁に入れたりしています。去年んは雪下にならなくて、ならないと傷みも早いため、今年の大雪は助かっています。雪下野菜は上越ならではのものなので、上越の味を皆さんで楽しんでもらえれば」と話してます。
JAえちご上越のブランド「雪下野菜」は、あす9日から販売が解禁となります。旬菜交流館あるるん畑では、キャベツのほかにダイコン、ハクサイ、ネギなどが並ぶ予定ということです。店頭での目印はこちらのシールです。
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