2021年01月02日 12:06更新
新潟県は2日正午、先月18日に発令した「地盤沈下注意報」を「地盤沈下警報」に切り替えた。1月2日時点での警報発令は過去最も早いという。降雪が続いた影響で、観測井の地下水位が低下していることから節水を強く呼び掛けている。
<観測結果> 1月2日 午前10時現在
①上越市栄町 地下水位低下量 8.61m (警報発令基準 8m)
②上越市本城町 地下水位低下量 8.43m (警報発令基準 7m)
県は市と協力して、消雪用井戸の設置者に警報発令を通知し、地下水揚水量を50%削減するよう要請。あわせて公共道路用消雪パイプの散水量も減少する。また市民には、これまで以上に地下水の節水を呼びかけていくことにしている。上越地域振興局環境センターでは「まだしばらく降雪が続くと思うが、皆様の生活に支障や不便のない範囲で、節水をお願いしたい」と話している。
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