上越妙高タウン情報

  • 雪國商店オンラインショップ
  1. 上越妙高タウン情報
  2. ニュース
  3. フードバンクじょうえつ ひとり親世帯に食品配布

フードバンクじょうえつ ひとり親世帯に食品配布

2020年12月26日 18:22更新

生活が苦しいひとり親世帯を支援しようと、寄付された食品を無料で配る取り組み「フードパントリー」が、このほど上越市で行なわれた。

Still1226_00005

食品を配ったのは、個人や企業から食品を集めている団体、フードバンクじょうえつ。運営するNPO法人くびき野NPOサポートセンターの新保絵梨さんは「コロナの影響で経済的・社会的に孤立する世帯が増えている。直接届けたいと思った」と開催目的を話す。

Still1226_00004

会場には上越・妙高産のコメをはじめ、野菜、お菓子、缶詰、レトルト食品など2.5トン分が用意され、ひとり親世帯の家族、85組に無料で配られた。

Still1226_00001

85組の内訳は上越市が半数、残りは妙高市、糸魚川市など。野菜は県内のフードバンクが支援した。

Still1226_00003

Still1226_00000コメは1袋10kg。上越市立美守小学校5年生やJAも寄付

食品を受け取った母親は「ひとり親なので余裕がないが、子どもにはおいしいものを食べさせたい。コメが一番ありがたい」「コメだけもらえると思っていたら野菜もいっぱいあり、助かった」と話していた。

Still1226_00006

フードバンクじょうえつによると、会場を設けて食料を配る「フードパントリー」が上越地域で行なわれたのは初めて。フードバンクじょうえつでは、コロナ禍の長期化により今後、生活に苦しむひとり親世帯が増えると見ている。実際に会場には、派遣社員だったがコロナの影響で解雇され、厳しい生活を送っている人もいた。新保さんは「おいしいごはんは大切。食を通じて心が和らいでほしい」と話した。フードパントリーは今後も定期的に行われる予定。詳しくは子どもの未来応援プロジェクトからLINEで登録。

Still1226_00002

この記事が気に入ったら
上越妙高タウン情報にいいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でJCV Fan !をフォローしよう!

Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.

ページトップへ戻る