2020年12月07日 16:11更新
上越総合病院は、病院に勤務する医師と職員あわせて2人が新型コロナウイルスに感染したことで外来診療を休止していたが、その後、すべての職員約700人の健康観察や検査などを経て、新たな発症が無かったことから、あす8日(火)から外来診療を再開すると発表した。
上越総合病院では先月27日、男性医師が新型コロナウイルスに感染していることがわかり、接触の可能性がある122人を対象にPCR検査した。いったんは全員陰性の結果が出たが、その後、病院の職員1人が再検査で陽性と分かり、外来診療を中止していた。
病院によると、これまでに医師と2人目の発症者の接触者について、その全員を再検査した結果、すべての陰性を確認。
さらに、約700人いる全ての職員と患者など、接触者の健康観察を行った結果、7日までに新たな発症が見られないことから、上越保健所と協議のうえ、あす8日から外来診療を再開することにした。
上越総合病院の渡邉孝 事務長によりますと「一部の診療科目を除き病院機能がほぼ元通りになる」ということ。
病院では患者や関係者にお詫びするとともに引き続き感染対策に努めるとしている。
また外来診療の再開に伴い、開設していた専用コールセンターを8日(火)の午後5時をもって終了するとしている。
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