2020年12月06日 18:36更新
佐渡金銀山の世界遺産登録を目指して、県内の小学6年生が意見を出し合う「子どもサミット」が6日に開かれた。上越地域からは妙高市立妙高高原南小学校の6年生13人が参加した。
サミットは今年で3年目。感染症対策のため会場には集まらず、オンラインで県内の5校をつないだ。
6年生は8月末に修学旅行で佐渡を訪れ、金山の見学や佐渡おけさの体験などを通して佐渡の歴史や文化に触れた。修学旅行から帰ってきた後は、佐渡と関わりのある妙高の歴史や文化を調べようと、佐渡の金銀が通った関川の関所の見学や、佐渡にも伝わる伝統芸能「春駒」を学んだ。6日はその活動の様子を発表した。
各学校の発表の後には、金銀山の魅力をどのような方法でPRすればよいか、具体的な取組案を出し合った。
児童は「自分たちが発表したことで他の学校の人が知らないことがあって嬉しかった。逆に初めて知ることもあって勉強になった」「新潟県に世界遺産ができてほしい。PR活動など、協力できることは取り組んでいきたい」などと話していた。
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