2020年11月24日 17:30更新
新潟県は23日、妙高市在住の20代の男性と60代の女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。ふたりは家族で、20代男性が上越市福祉課の職員だったことから、上越市は24日、市役所1階の福祉総合窓口センターを閉鎖した。代わりにきょうは、1階市民ホールに臨時窓口を設置し、業務の対応にあたった。
臨時窓口では、福祉課の職員は対応せず、高齢者支援課の職員が対応した。
市役所に訪れた市民は「よく用事で訪れる市役所内での発生に不安もある。これまで以上に気を引き締めたい」「全国で感染が広がっているから時間の問題。クラスターにならないように対応してほしい」などと話していた。
きのう現在、福祉課のある福祉部の室内と共用部分の机やドアノブなどが消毒された。市では当面、コールセンターを設け、市民からの健康相談などに対応することにしている。上越市コロナ対応コールセンター(市役所代表番号) 025-526-5111
なお、男性と濃厚接触のあった職員12人について、県は24日、全員が陰性だったと発表。きょう現在、職員12人は自宅待機、その他の職員のほぼ半数、約20人が在宅勤務している。
市では濃厚接触者の陰性を受け、あすから福祉総合窓口センターを再開させるということ。
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