2020年11月14日 20:46更新
あかりをともした風船を空に揚げるスカイランタンのイベントが14日、上越市の金谷山公園で開かれた。
夕暮れ時の金谷山公園。集まったのは家族や仕事仲間などのグループ総勢130人。
使用したスカイランタンは、風船にLEDライトとヘリウムガスを入れ、さらに和紙でおおったもの。長さ20メートルのひもがついていて、あとで回収できるようになっている。
参加者は、それぞれのスカイランタンに「コロナが収まりますように。」「家族が幸せに暮らせますように。」などのメッセージやイラストを書き込んだ。
このイベントは、屋外のイベントで地域を盛り上げようと金谷地区で活動する若者社会人サークル「金谷人(かなやんちゅ)」が開いた。
当初100人の定員でしたが、市内外から130人もの応募がありメンバーを喜ばせた。
代表の伊崎博幸さんは「コロナ禍で落ち込んでいるが、思いを乗せて大空に飛ばして、上越が元気になってくれればと企画した。イベント中止が相次ぐ中、楽しみにしている人が多かったのではないか」と話していた。
あたりがすっかり暗くなった夕方5時過ぎ、合図とともに一斉にランタンが飛ばされると、オレンジ色の光が夜空を覆った。
参加者からは「とてもキレイで思い出に残った。」「寒いけど心がポカポカになった。また参加したい。」といった声が聞かれた。
伊崎代表は「楽しむ声がたくさん聞けて良かった。毎年開催していきたい」と話していた。
若者社会人サークル「金谷人」では、来年3月には今年開催を見送った「大人の球技大会」を開き若者のコミュニティーを広げ、活動に弾みをつけたいとしている。
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