2020年11月13日 10:52更新

女性の視点から市政について考えようと上越商工会議所女性会は12日、上越市議会の女性議員と意見交換会を開いた。

上越市では、今年4月の市議会議員選挙で過去もっとも多い女性の議員7人が誕生し、そのうち2人が商工会議所女性会に所属していた。

この日は女性会のメンバー13人が、女性議員7人全員と意見交換にのぞんだ。その中で、女性議員としての視点はどんなものがあるかという質問があった。

鈴木議員は「子連れでも議会の傍聴をしやすい環境を整えたい」、中土井議員は「ワークライフミックスという言葉があるが、女性議員が家事・育児をしながら議員活動ができるところを見せて、もっと女性議員が増えるきっかけになれば」と話した。

また、ほかの議員からも「上越の歴史や伝統文化などを観光資源として生かすため、女性目線からPRし、誘客につなげたい」などの話があった。

上越商工会議所女性会の熊田和子会長は「女性会の会員から2名が議員となり、みんなで勉強しようというきっかけを与えてもらった。非常に活発な話し合いができて、良い会になった。（女性会も）上越市の発展や地域振興に協力していきたい」と話していた。

女性会では、今後も年に一回ほど議員と話し合う機会を設けたいとしている。