2020年11月11日 15:19更新
妙高市は、ライチョウの保護につなげる調査研究や対策の費用を確保するため、昨年に続きクラウドファンディングを実施し、インターネットで寄付を募っている。
妙高戸隠連山国立公園の火打山山頂周辺に棲むライチョウは国の天然記念物で、絶滅危惧種に指定されている。昨年度の調査では24羽のライチョウが確認された。市ではライチョウを保護していこうと、生態を解明し、どのような環境がライチョウにとって生息、繁殖しやすい環境なのかを調査している。
クラウドファンディングは2018年、2019年に続き3回目の実施。目標額は140万円で1口1,000円から寄付を受け付けている。期限は12月21日(月)まで。3,000円以上寄付をした人にはライチョウのオリジナルピンパッジ、1万円以上寄付をした人には国立公園妙高オリジナルTシャツが贈られる。また、今回集めた資金は来年度、ライチョウ保護のための生態調査や、捕食者調査などに活用される。
妙高市の入村市長は「火打山のライチョウは国立公園の大きな魅力であり、宝であります。先人たちから受け継いだこの宝を、後世に引き継いで行くため、皆さまのお力添えをよろしくお願い申し上げます」とコメントしている。
詳しくは「さとふる」のポータルサイトでご確認ください。
URL⇒https://www.satofull.jp/projects/business_detail.php?crowdfunding_id=84
日本最北限、最小の個体群「火打山のライチョウ」を救いたい!
目標寄付額:140万円
受付期間:2020年10月30日(金)~2020年12月21日(月)
※受付期間や募集金額は変更の可能性あり。
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