2020年11月11日 17:37更新

上越市仲町にある百年料亭 宇喜世で、食事と街なか観光をセットにした新しいツアーが始まった。

これは「高田まちなか観光促進協議会」が、コロナ禍で低迷する地元経済を盛り返そうと企画されたもの。コースは、百年料亭 宇喜世での食事と上越市内観光を組み合わせたもので、1人3,000円。

ツアー初日の8日は上越市内外から参加した10人が宇喜世で昼食をとった後、本町商店街の老舗店を回った。ツアー参加者は店先で、百年商店街として店の歴史を伝える絵看板の説明を受けた。

その後、一行は国重要文化財の浄興寺を見学し、親鸞聖人の足跡について学んだ。

長岡からの参加者は「絵看板はすごかった。これも、さぁやりましょうと言う人がいてやれること。これが発展して町がどんどん盛り上がるといいですね」「私は親鸞聖人について知りたくて参加しました。昔、父が高田に勤務していたので懐かしく思いました」などと話していた。

このツアーは12月12日（土）まで、8回の開催を予定している。宇喜世の食事や本町商店街の散策は変わらないが、その後に訪ねる観光地は酒造会社や林富永邸など、毎回行先が変わる。

高田まちなか観光促進協議会の平山さんは「（このツアーを通して）歴史や文化など、新しい発見を楽しんでいただきたい。広いエリアから上越にお越しいただきたい」とツアーの参加を呼びかけた。

詳しくは「高田まちなか観光促進協議会」で検索。