2020年11月06日 18:35更新
9日から始まる秋の火災予防運動にあわせて、上越市戸野目古新田の謙信公武道館で6日、オープン後初めてとなる消防訓練が行われた。
訓練は武道館の医務室から出火し、初期消火に失敗した想定で行われた。上越南消防署と高士分遣所から6台の車両と25人の署員が出動し、消火にあたった。また人形を施設の1階と2階に取り残された利用者に見立てて救助も行われた。
謙信公武道館で消防訓練が行われるのは、去年12月のオープン以来初。きょうは施設の職員が、濃煙体験や初期消火訓練にも取組んだ。武道館には消火器114台、散水栓約40基のほか、メインの大道場には、空港などと同じ自動放水銃システムが5基備えられている。
秋の火災予防運動は、来週9日から15日まで。各地で消防訓練や火災予防の呼びかけが行われる。
南消防署の宮﨑和浩署長は「秋の運動は冬に向けて暖房器具を使う季節になるので、まずはストーブの取り扱いに注意を。昨年県内で発生した建物火災の原因はストーブが一番」と呼び掛けている。
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