2020年10月28日 16:00更新
新潟空港に拠点を置く初めての格安航空会社、いわゆるLCC「トキエア」が設立されたことを受け27日、上越商工会議所で事業説明会が開かれ、出資など支援が呼びかけられた。
事業説明会には市内の事業者などから30人が参加した。航空会社「トキエア」は新潟空港を拠点とする初のLCCを目指し、設立された。運航開始は2年後、2022年を見込んでいいる。
27日はトキエアの代表取締役、長谷川政樹さんが事業を説明した上、出資への支援を呼びかけた。長谷川さんによると、トキエアの航空機はリージョナル型と呼ばれる小型機。滑走路が短い佐渡空港などでも対応する。路線は新潟空港を拠点に、佐渡、札幌丘珠(or千歳)、仙台、東京地区、愛知地区、関西地区の国内6地区を結ぶ予定。
新潟空港を拠点にしたLCCが実現すれば、利用者にとって目的地での滞在時間が長くなったり、遠方でも日帰りできるなどのメリットがある。また、貨物輸送も計画していて、災害時の運航などで地域に貢献したいとしている。
長谷川政樹 代表取締役は「上越からも新潟に行きたいと思ってもらえるようなアクセス、料金を県と話していきたい」と話した。
トキエアでは今後も説明会を開いていくということ。
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