2017年05月25日 10:59更新
24日未明、頸城区にある上越市立南川小学校に何者かが不法侵入者し、渡り廊下などに消火器2本分の消火剤がまき散らされる被害があった。
写真提供:南川小学校
教育委員会によると、24日午前2時12分ごろ、学校の非常ベルが鳴り、駆け付けた警備員が開錠して学校内を確認したところ、何者かが侵入し、消火器2本の消火剤がまき散らされていた状態だったという。保健室から体育館に向かう渡り廊下と、職員室からランチルームに向かう渡り廊下が消火器の粉で白くなり、足跡が残されていた。
職員室への侵入の形跡はなく、盗難の被害は確認されていない。
当時、学校の玄関や窓は、すべて鍵がかけられていたが、足跡が残っていることや、火災報知器のボタンカバーが壊され、非常ベルが鳴っていたことから、学校では何者かが侵入したとみている。
学校は25日に警察に被害届を提出し捜査が進められているが、侵入経路や犯人の特定にはいたっていない。
学校は24日通常通り授業を実施し、保護者へは学校便りで事件の概要を説明した。教育委員会では学校長へ施錠の徹底を図ることを指示している。
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