2017年05月24日 16:00更新
えちごトキめき鉄道のリゾート列車「雪月花」が、鉄道愛好者団体「鉄道友の会」が選ぶローレル賞を受賞した。本格的なリゾート列車としては初の受賞。
ローレル賞は1961年に全国規模の鉄道愛好者団体「鉄道友の会」が制定。毎年1回、前年に国内で営業運転を開始した車両の中から会員の投票を参考に、選考委員会が審議。優秀と認められた車両に贈られるもの。最優秀賞のブルーリボン賞に次ぐ優秀賞にあたる。
選定理由は、外光とのバランスや映り込み防止などを考慮し、綿密に照明が設計されていること。車両そのものが新潟県内での製造であり、新潟の特産素材を積極的に採用し地場産業の振興に貢献していること。さらに妥協することなく開発コンセプトを具現化した車両で、沿線の観光振興に寄与していることなどが高く評価された。
車内で食事を提供する本格的なリゾート列車としては、ブルーリボン賞・ローレル賞を通じて「雪月花」が初の受賞となった。
えちごトキめき鉄道では「鉄道ファンの皆様に選ばれた、新しい切り口での受賞。鉄道好きの方に褒めてもらえたことは、本当にありがたい」と話している。
2017年
■ブルーリボン賞 九州旅客鉄道BEC819系
■ローレル賞 東日本旅客鉄道E235系/えちごトキめき鉄道 ET122系1000番代/静岡鉄道A3000形
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.