2020年10月23日 12:01更新
三角ダルマやわら細工など、県内で定番の土産物品を同じコンセプトでデザインし直したブランド「ニーガタスーベニアクラブ」が誕生し、上越市立歴史博物館で展示販売会が開かれている。
今回誕生したブランド「ニイガタスーベニアクラブ」は、これまで定番だった工芸品や民芸品などを共通のコンセプトで再デザイン。
ブランドを立ち上げたのは妙高市在住の飯吉和彦さん。
飯吉さんは「民芸品ひとつでは発信力に限界を感じていた。ブランド展開することで、より伝わりやすく、たくさんの人に知ってもらえるようになる」と、この企画を提案。
ニイガタスーベニアクラブでは現在25の企業や個人作家などと連携し、50種類以上の商品を開発している。
飯吉さんが求める共通のコンセプトは、色をブラック、ネイビー、オリーブ、グレーの4色にすること。わら細工などは色の濃い飾りをやめて、素朴さを強調することなど。ラッピングも統一パッケージにして、ブランド感を演出している。
飯吉さんは、できた商品を買い取る卸し業者も兼ねている。現在、一部の商品をロッテアライリゾートや道の駅あらいなど、県内8か所で販売。今回の展示販売会では、初めてすべての商品を展示し、注文を受け付けている。
飯吉さんは「新潟のおみやげの定番になることが目標。県内全域の観光拠点や道の駅、雑貨屋に展開していきたい」と話している。
展示販売会は、11月1日(日)まで上越市立歴史博物館で開かれている。今後は、常設販売も検討していくということ。
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