2017年05月24日 08:20更新
木造住宅の建設工事をしていた上越市柿崎区馬正面の宮川建設が5月18日に事業を停止し、自己破産申請の準備をしていることがわかった。負債は約1億3,700万円が見込まれる。
帝国データバンクによると、宮川建設は大正年間に創業。主に一般顧客からの受注により木造住宅の建設工事を行い、1970年代には3億円の売り上げを計上していた。
その後、住宅着工件数の減少や、同業他社との競合などにより売上が減少。近年は太陽光発電設備の設置工事を手掛けるようになり、2015年3月期の年間売上高は約1億7,400万円まで回復していた。しかし、2016年3月期の年間売上高は約1億2,600万円にとどまり、欠損計上となっていた。
また、元従業員との契約トラブルなどで借入金が増加。平成29年5月には工事代金の回収難が発生し、資金繰りが急速に悪化。事業継続を断念した。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.